In Vitro Oogenesis
体外培養で卵子を創る

Greeting
ごあいさつ

生命の起源となる卵子を試験管内で創る

生殖細胞は、精子もしくは卵子に分化し、それらが融合することで新しい個体をつくり、新しい世代に遺伝情報を継承する細胞です。

「ほうじょう」社設立研究者は、多能性幹細胞(ES細胞やiPS細胞)を用いて生殖細胞を誘導し、それらを精子や卵子に分化させる研究―in vitro gametogenesis―において世界を先導してきました。マウスを用いた研究でその実現可能性を実証し、研究はヒトや他の生物種に発展しつつあります。

精子や卵子、特に数が少なく、採取や保存が困難な卵子は、生物種の存続を可能とし、その発生や進化を規定する貴重な生物学的資源です。

一方、先進国では不妊・生殖補助医療による出生率が増加し(2019年の日本では15人に1人が生殖補助医療により出生)、最近の研究から、胎児の発生・形質や小児の疾患への感受性が受精卵の状態(エピジェネティックな要因)により影響されることが提唱され、医学においても、生殖細胞の根源的な役割が注視されています。

「ほうじょう」社では、稀少霊長類や代表的哺乳類、ヒト多能性幹細胞から生殖細胞、特に卵子を誘導する技術を開発・検証し、未来社会におけるin vitro gametogenesis研究の顕著な可能性を実現する基盤を構築します。

設立研究者  斎藤 通紀  林 克彦

News
お知らせ

  • 2020.01.06

    株式会社ほうじょうを設立しました。

About
会社概要

商号:株式会社ほうじょう(Houjou, Inc.)
設立:2020年1月6日
所在地:〒606-8225 京都市左京区田中門前町103-5 ルイ・パストゥール医学研究センター
代表取締役社長:小林正和
取締役:斎藤通紀 林克彦
監査役:鎌田修誠
問い合わせ先:contact@houjou-inc.com
事業内容:「絶滅危惧種の保護、再生医療および不妊治療」に関する細胞技術開発、当該細胞の保存および配布


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予めご了承ください。

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